男女共同参画を考えるその2

 コックさんや板前さんの料理にはお金を払います。しかし毎日の家庭料理にはどうでしょうか。あたりまえと思っていたところにヒントがあるような気がします。もし、毎日の家事に 外で働くと同等の代価が 支払われるなら様相は大きく変わるのではないでしょうか。今までの日本の発展も全てこの女性のタダ働きによって支えられていたとしたら いばれるものではありません。男性は給料を全て自分が稼いだと錯覚が。もし給料の半分が直接奥様方の口座に振り込まれる・・・としたら。金額に変わりないから同じこと、と言えるでしょうか。

 家事を完全な職業として認め その代価を支払うのは当然・・・という図式が定着するとこの国は変わります。多くの問題が解決しそうな気がします。その代価は男性の給料と同等なものでなければいけません。そこで始めて 対等な男女の関係が生まれ また安心した育児がおこなわれ出生率など考えなくてもよい時代となります。

 そんな夢みたいなこと・・・。そうでしょうか やろうと思えばどんなことでもできるし またちょっと前では考えられなかったことが 今現実となっていることは いくらもあります。男性1人の給料ではやっていけないというところにも問題があります。1人分の給料で充分やっていける社会にどうしたらできるんでしょう。単純に考えれば 給料を今の倍にするか 物価を半分にするか 欲しいものを半分でがまんするか。もっといい方法もあるに違いありません。

 ・・・決して 女性の社会進出に反対ではありません。でも1度 家庭を職場として 捕らえることができないものか などと勝手に想像を巡らすと あながち悪いことではないような。少しでも子供といっしょにいる時間を長く。学校を 夫婦共働きをしている間の保育所に考えてはいけない。子供が一番影響を受けるのは母親からと聞いたことがありますし、もちろん異論のないところです。


2002/6/27/AM0
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