男女共同参画講演メモよりその2

1)Mカーブ とはMという姿どおり 育児によりある時点で女性の労働力が落ちる姿を表している。先進国では   これと異なり『台形』の姿になり まんなかでの落ち込みがない。
2)ガラスの天井 とは職場での女性の昇進・昇給などで、ある時点での目に見えない天井のあることが多い。
3)12月の恐怖 とはパートなどで働く女性は収入が103万円を越えると控除が無くなるので企業にとっても 一  番いそがしい12月頃に職場から離れる。せっかくの労働力を生かせない、ゆがんだ税制の問題がある。

 『男は仕事 女は家庭』 という考え方に賛成の人が、まだまだ多くいる。
15年程まえは43%の人が同感。平成12年では25%の人が。これは4人に1人は、ということであり大きい。
しかも 20代〜30代の男性にこういった考え方が増えてきている。親の考え方を受け止め、また親の過保護に起因していると思われる。

 日本の男達は恐ろしく家事に手を出さない。
平均で1週間に 日本は4時間 
     他の国 ロシア 12時間 
          アメリカ 16時間
        スエーデン 24時間
 これはミシガン大学の調査である。

 余談ではあるが 日本の女性のテレビを見る時間は1日に3時間であり、これを積算すれば 50年間で6万時間となり、7年間ぶっとおしで見ていることになる。他の国には見られないことであり ほどほどにするとよい。


2002/6/24/AM1
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