粟田部左義長、2005年の幕開けとして、1月16日、ここ花筐公園にて盛大に挙行されました。 この時期にはめずらしい、あいにくの小雨、多くの人が見守る中、神事御祓いの後、厄年の方達により左義長飾りに点火されます。 飾りは昨日からの雨によって、水分を多く含んでいますから果たしてうまく燃え上がってくれるだろうか、心配しながら。 やはり例年のように、すぐに火は上へ上がっていきません。「燃えてくれよ」一瞬、公園のざわめきが無くなり、みなさんの願いが伝わってきます。 火がようやく飾りの上へ上がっていきました。こんなに長く左義長飾りの燃える姿を見たのは始めてのことです。緊張がどよめきとなり、さあいよいよ、倒すばんです。
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