萬斎さんの千鳥
千鳥
(ちどり)

明日は神事。どうしても酒が必要なので、支払いの滞っている酒屋から、どうにかして酒を取ってくるよう主人に命じられた太郎冠者。太郎冠者は酒屋に代金の米がすぐにも届くはずと嘘をつき、まんまと酒樽に酒を詰めさせる。早速持って帰ろうとするが。米が届かぬうちはと酒屋に止められてしまう。米を待つ間話をするよう頼まれた太郎冠者は、尾張の津島祭の話を始め・・・。
 太郎冠者が酒屋を巻き込んで再現する津島祭の千鳥を伏せるところや流鏑馬の様子が見所です。太郎冠者は上手く酒を持ち出せるのでしょうか?




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