高善寺のこと

 福井県今立郡今立町北坂下にある真宗本願寺派の高善寺は、滝谷山阿弥陀院と称して、開基の覚勝は入唐帰国後白雉十三年にこの地に来り、滝谷山麓の池中から阿弥陀仏の尊像を感得して一宇を建立する。十一世の善空のとき蓮如上人に帰依し真言宗より改宗する。山手の高善寺旧跡からは梵字の五輪塔がいくつも出ている。寛永二年阿弥陀院を改め、佐々木四郎高綱法然坊の後裔であることから、その名を略して高善寺と称す。(資料 今立町誌)
  佐々木小次郎像


 私と高善寺との出会い。岡山県大原町と今立町との「武蔵・小次郎」姉妹縁組が成った頃 この寺のご住職と近しく、何度もお話をしたことがあります。その後急逝され残念に思っていました。とつとつとしたお話ぶりで そのお人柄をこうして偲びながら このページを作れたことは望外の喜びです。合掌。2003 4/3

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