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金刀比羅神社


所在地 福井県今立郡今立町粟田部17字佐山地26番

祭神 素盞鳴命(すさおうのみこと)猿田彦命(さるたびこのみこと)
    天鈿女命(あまのうずめのみこと)金山彦命(かなやまひこのみこと)
    崇徳天皇 他別に山伏姿の荒神を祀っています。

起源 長保3年(1001年)藤原実秋氏建立。

由来 天保5年(1834年)7月12日の馬場焼けは 馬場 谷川 天神の3町36戸を
    ひとなめにし更に 金刀比羅宮 天神社 秋葉宮 山の寺等を焼失しました。
    この火災で金刀比羅宮は炎上しましたが ご神体は白幡となって空中に
    舞い上がりました。
    今で言う竜巻の現象でしょう。数日後に至って金刀比羅宮のご神体が
    大滝の権現山の最も古い杉の枝にひっかかっているとの夢のお告げにより
    それを発見し 奉迎して御堂を再興しましたが本格的造営には至らず仮の
    社殿でありました。
     然し 崇敬者や有志の熱望が高まり 明治13年に起工し 明治15年(1882年)
    60余名に及ぶ篤志によって社殿が竣工され今日に及んでいます。
     その後は時に臨んで堂字の補繕は重ねられて来ましたが 昭和52年には
    屋根一切の大修繕を施し平成元年から平成2年にかけて大鳥居の改築 
    参道の補修 大灯篭の増築 社倉の改修(社倉は安政5年=1858年に
    建立とみられています)などを実施しています。

金刀比羅神社 奉賛会 2001 8 09