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講師プロフィール
藤森 照信(フジモリ テルノブ 東京大学生産技術研究所教授、建築史家)
「建築探偵団」や「路上観察学会」を結成し、卓抜な観察力、広範な学識経験を生かしたユニークな調査研究活動を展開。一方、屋根にタンポポを生やした家や砦のような美術館などの建築を発表、今年、日本建築学会賞作品賞を受賞した。『明治の東京計画』(毎日出版文化賞)、『建築探偵の冒険
東京編』(サントリー学芸賞)など著書多数。
上原 恵美(ウエハラ エミ 滋賀県立芸術劇場びわ湖ホール副館長)
労働省入省後、1978年より滋賀県へ。長年にわたり滋賀県の文化行政に携わり、98年より現職。青少年オペラ劇場など、「創造する劇場」を目指した先駆的なホールの運営・企画を行う。各方面で活躍する地域活動のリーダーとも幅広いネットワークを持つ。
梅原 真(ウメバラ マコト 梅原デザイン事務所代表)
高知県土佐山田町在住。「漁師が釣って、漁師が焼いた」鰹のたたきや、自然そのものを美術館に見立てる「砂浜美術館」などをプランニング。「考え方をデザインする」デザイナーとして各地の地域づくりに参画、地域が地域として生きる生き方を模索している。
笹原 司朗(ササハラ モリアキ 株式会社黒壁代表取締役社長)
滋賀県長浜市在住。歴史的建造物「黒壁」を街のシンボルとして蘇らせるために、1988年第3セクター方式による(株)黒壁設立。まちの中心部の商店街を活性化し、現在では年間200万人が長浜を訪れる。先駆的で実際的な事業活動を通じてまちづくりを進めている。
松場 登美(マツバ トミ 株式会社石見銀山生活文化研究所代表取締役)
島根県大田市、かつては石見銀山で栄えた人口500人程の集落、大森町在住。夫君との二人三脚で生活雑貨、衣料品の独自ブランドを全国展開。田舎だからこそ出来る物づくり、人づくりを目指し、生活全般をデザインしている。石見銀山の町おこしにも取り組む。
辻岡 俊三(ツジオカ シュンゾウ 今立町長)
活力あふれる公正で開かれたまちづくりをモットーに、積極的な情報公開とスリムで自律した行財政改革を進める一方で、町民参加のデザインマインドにあふれた「いまだて21世紀ビジョン」を作成中。中でも、地場産業の振興をはじめ、水源の森構想や全町公園化構想に意欲を燃やす。
これまでのハイパーフォーラム「地域は舞台」
1992年 於:岐阜県岐阜市 テーマ:「地域文化の戦国時代 −文化創造と地域の力」
1993年 於:広島県福山市 テーマ:「今に生かす 地域の文化遺産」
1994年 於:福岡県北九州市 テーマ:「演劇の街から 地域文化のいまを見つめる」
1995年 於:愛媛県内子町 テーマ:「まちの風景は住む人の顔」
1996年 於:鳥取県米子市 テーマ:「いま、地域の読書風景は」
1997年 於:愛知県足助町 テーマ:「地域に生きる −山里に理想郷を求めて」
1998年 於:富山県高岡市 テーマ:「文化は響きあう ―富山と世界」
2000年 於:大分県大分市 テーマ:「どうする! 地域とインターネット」
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